エンジニアとしての矜持

五月雨式に降ってくる案件

度重なる要件変更

ギリギリまで固まらない画面デザイン

足りない工数

動かない締切

いろんなものに忙殺されて、エンジニアとは何かを見失ってしまった時に見返す用に書いておく。

「エンジニア」とは何か。

engineer は engine(エンジン) + eer(~を扱う人) から来ているとか。

engine は en(中に) + gignere(生む) から来ているとか。

gignere(生む) や gigno(生み出す) 、その語幹は ingenious(才能) や engine(エンジン) にも見られるとか。

語源を調べるといろんな解釈がありそうだが、「生み出す」から派生して「創造する」に繋がっているような印象を持った。知らんけど。

そこから考えると「engineer」という言葉と日本語訳の「技術者」という言葉の間には、イメージの違いや溝があるように感じる。

「技術」とは何か。

まず「技術」は能力ではない。

技術とは、技の表現や伝達を意図したもの、目的遂行のための方法や手段であり、人に関係なく技術そのものとして存在出来るものである。

対して能力となるのは「技能」だ。

技能は人が持つ技を扱うための能力であり、それを使って仕事を行う行為を指している。

技能は人に宿っているので、人以外には蓄積できず、継承しなければ、人が死ぬと技能も消えてしまう。

これは「知識」と「知恵」の違いにも似ていると思う。

「知識」はある物事について知っていることであり、その内容。

「知恵」はある物事を理解し、判断し、処理する能力のこと。

知識を多く持っていたとしてもそれを扱うための知恵が無ければ、役に立てることは出来ない。

技術も多く持っていたとしてもそれを扱うための技能が無ければ、何の役にも立たないのだ。

「engineer」と「技術者」のどちらであるべきか。

「engineer」とは「創造的な天才」であり、「技術者」とは「専門的な技術を扱う者」と言い換えた場合、どちらであるべきか。

専門的な技を体系的に整えた技術を行使する能力を持った「技術者」か。

常識を疑い現状に満足せず、今ここにない未来を渇望し創造する「engineer」か。

個人的には「engineer」でありたいと思う。

 

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